北陸を中心にした美味しいお菓子を集めたセレクトショップ je prends ça(ジュプランサ)のコンセプト・メッセージの再精査から、デザイン制作としてパッケージデザインを中心に、ブランドウェブサイトのリニューアルをお手伝いさせて頂きました。
ジュプランサを運営する能崎物産㈱の専務取締役 兼 ジュプランサディレクター 能崎将明 氏とのコミュニケーションとインタビューを重ね、ジュプランサのこれまでの活動から今後軸となっていくミッションを策定。2022年からチームとしてジュプランサを運営していくために、メンバーで考え方・目指すべき世界を共有しました。
ジュプランサ=これください



お菓子がとけこむ、何気ない暮らしを
ストーリー / STORY
ジュプランサは、チョコレートを筆頭にお菓子を愛する能崎氏によって創られ、お菓子を日常にもっと取り入れたい!という想いからブログ活動を通してメディア発信を始めました。そこから小売業へと発展し、ジュプランサ笠市町をオープン。次第にオリジナル商品の開発、チョコレート×金沢を題材にしたドラマ撮影、映画撮影、作り手とのコラボレーションなど、多様な事業へと展開されていきました。 それは事業が多くなっていっても根本にある「菓子文化を伝えるメディア」であることは変わりません。
背景 / BACKGROUND
北陸には脈々とつづく和菓子・洋菓子文化があり、特に金沢は現在でも菓子消費量が全国的にみても高い水準を誇ります。ハイクオリティであることに加えて店舗数も多く、金沢市民には菓子文化を愛する豊かな土壌があり、金沢を出身とするパティシエや職人も多く輩出しています。
その中で菓子店を中心に原材料卸業として培ってきたジュプランサは、「なぜ美味しいのか?」を問いながら、小売だけではないお客様との接点を創造する、開発事業・小売事業・メディア事業を軸としたブランドです。
ビジョン / VISION
ジュプランサの由来にもある「これください。」はフランス語です。菓子文化がとけこんだ象徴のひとつでもあるフランス・パリでは、小さい子供たちの何気ない暮らしにもお菓子がとけこんでいるからこそ表現される言葉だと私たちは考えています。
仕事帰りに、家族に、友達に、自分に、プレゼントに。
誰もが地域のお菓子に誇りを持ち、「これください。」の言葉をキッカケに、様々な暮らしのシーンにお菓子とけこんでいくような、そんな未来を目指しています。
バリュー(価値・強み)/ VALUE
ジュプランサは北陸の菓子文化を共に歩んできた原材料卸業を営んできました。
だからこそ菓子文化を発信し支えていくことが出来る立場であり、それがジュプランサの価値でもあり、強みです。
オリジナル商品によるユーザーへのメッセージ、実店舗で世界観の発信、原材料卸業としてのデータ蓄積、店舗との繋がり、豊富なタッチポイントで事業を進めていきます。


ブランドサイト 『 je prends ça 』
選ぶ楽しさを表現した店舗をもとに、お菓子の魅力を発信していくメディアとしても読む楽しさを心掛けたい。という思いから、情報メディアのようなデザインのウェブサイトとしました。
https://www.je-prends-ca.info/

あなたのおかし気分、選んでみませんか?
ジュプランサチームで取り組んだ、おかし気分を選ぶサービス『ジュプランサ コンシェルジュ』では、ジュプランサディレクター 能崎将明を中心にセレクトしたお菓子を食べる・渡すときの気分の細分化・パロメーター化による分析を行い、お客様のさまざまなニーズにお答えできる準備をととのえました。
WEB制作:C8LINK
デザイン・コラム / ディレクション:MiKS inc.
おひとつからでも、プレゼントでも。






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2023