top of page
石川県を代表する工芸のひとつ九谷焼。九谷五彩ともいわれる5色で華やかに絵付けされた豪華絢爛な九谷焼とは一風変わった、普段づかい出来るような「かわいい九谷焼」をセレクトし、金沢駅で10日間限定のPOPUPのクリエイティブディレクション+デザインを担当。デザインテーマは「潔く。けれど伝わりやすく」とし、あざやかな九谷五彩すべてのベースともいえる「白色」に着目し、ディスプレー面を単色文字のみで表現。計画段階では面貼りや円弧貼り、五彩を使用するなどの数あるアイディアの中から、最終的にコンセプトにあった「潔さ」に舵をきった。往来の激しい金沢駅コンコースで、うっかり文字を読んでしまうような仕掛けとした。広報用に展開するロゴマークは、九谷焼の特徴のひとつもいえる九谷五彩、紺青・赤・紫・緑・黄 をモチーフにカラーリングを行った。今回のPOPUPでは豪華絢爛な所謂「作品」としての九谷焼よりも日常づかいが出来るポップな九谷焼を揃えているため、遊び心を文字の組み替えによって表現。

2022

クライアント
株式会社ノエチカ

展示計画ディレクション
吉崎努

ロゴデザイン
吉崎努

bottom of page