top of page
今年5月27-28日に金沢駅もてなしドーム地下で行われた金澤コーヒーフェスティバル2023のクリエイティブディレクションをMiKS吉崎努が担い、ロゴをはじめとするヴィジュアルデザインからコンセプトの言語化を行った。金沢のコーヒー消費量が全国的にトップクラスという背景から、食文化豊かな金沢をより楽しむ切り口のひとつとして「金沢を日本イチのコーヒーの街にしたい!」と掲げて開催。最先端の多様性あふれるコーヒーを金沢で楽しんで欲しいという思いから、お呼びするコーヒーショップは東京から九州・そしてオーストラリアといった県外店舗のみとしながらも、コーヒーにあわせるお菓子には金沢を拠点にしているお店に参加して頂いた。コーヒーといえば、金沢。そんな街になっていくことを目指している。ムービングロゴからも伝わってくるように、KCFのロゴは金沢駅地下からコーヒーの香りが立ち込めてくるようなイメージからデザインし、コーヒーの色と金沢鼓門の色をビビッドなオレンジとして表現した。ロゴマークは入場シール、イベントグッズ、パンフレット、チケット、展示空間、コーヒーカップ、全てに展開することで開催当日は金沢の街がオレンジ色に染まった。会場の柱に巻きつく形で8基制作された1800mm四方の立呑みテーブルは、金沢工業大学建築学科の有志と4ヶ月に渡る打ち合わせやスタディを重ねながら、学生たちが自主制作したものである。 一時は二時間半待ちの行列ができた二日のべ五千人の来場者が金沢の街へと出掛けてもらうために、地域の大型イベントと連動広報や金沢の楽しみ方を記載したリーフレットを配るなどのデザイン的仕掛けを試みた。

2023

プロジェクトマネジメント
金澤コーヒーフェスティバル実行委員会

協賛
THE SHAERE HOTELS / 永和地所 / 能崎物産 / 宝来社

クリエイティブディレクター・会場デザイン監修
吉崎努

デザイナー
池崎万優

フォトグラファー
吉崎努 / Takeshi Otsubo

施工協力
株式会社宝来社

企画
nonstop coffee / Linnas Kanazawa / MiKS

bottom of page