top of page
全国でも屈指のチョコレート消費量を誇る石川県金沢市(家計調査によると全国1位)を背景に、#CTK(Chocolate Town Kanazawa)として、金沢チョコレート文化の発信が企画された。企画のひとつとしてドラマによる文化発信を、新垣里沙主演のもと『鈍色ショコラヴィレ』が撮影された。ロゴを始めとするフライヤー、フォトビジュアルなど広報パート全体のビジュアルデザインのディレクション・デザインを手がけた。 年間降雨量が全国トップクラスの金沢だからこそ、根付いてきた食文化がある。メインビジュアルには鈍色の空に鮮やかな色が拡がっていくようなカラーリングで表現し、ドラマのテーマのひとつである「金沢の食文化を紐解く」ということを、紐が繋がっていくようなしなやかな曲線で表現。ドラマ内にも使用されるチョコレートキャレのパッケージデザインには曇天空には、映える2色のポップカラーで金沢の地図を抽象的にグラフィックとして表現。金沢の地形は3つの台地に挟まれた2つの川を始めとする、7つの用水が巡らされた"水"がとても特徴的な街で、浅野川と犀川、そして張り巡らされる七ヶ用水にはOPニスを使ってアイコニックに仕上げた。同時開催イベント 「# CTK SWEETS FESTIVAL and 鈍色ショコラヴィレライブ」では、金沢の繁華街片町の中心施設片町きらら前広場を貸し切ってスイーツフェスティバルが行われた。ドラマ内に登場したお菓子や、菓子店のオリジナルスイーツが揃った。コロナ禍集まりにくいご時世の中、甘いもの好きの金沢の人々が集うイベントとなり、ドラマ内の挿入歌を生ライブするイベントも企画され、主演の新垣里沙さんを始めとする豪華メンバーが会場を沸かせた。地域へとチョコレートカルチャーを根付かせる活動が#CTKの大義のひとつでもあることから、チョコレートパッケージを金沢のデザイン専門学校とコラボしたものも実際につくられた。

202

クライアント
ショコラの街金沢実行委員会

映画監督
金森正晃

プロデューサー
能崎将明

映画主演
新垣里沙

メイク
COEUR

スタイリスト
神林未央

アートディレクション
吉崎努

bottom of page