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+Press

2025

クライアント
能崎将明(能崎物産株式会社)

アートワーク
Molly Maine

アートディレクション
吉崎努(MiKS inc.)

プロデューサー
松下秋裕(MiKS inc.)

パティシエ
ふらんどーる

消費量、多様性を切り取ってみてみると、日本でも有数のお菓子文化が根付く金沢では、昔から「ありがとう」「またね、元気でね」「よろしくね」をお菓子に託し、包んで贈る文化があります。それは単なる甘味ではなく、関係性を紡ぐための表現として、四季や美意識と共に暮らしへ受け継がれてきました。  石川県・金沢で100年以上の製菓材卸業を営む会社が運営する「お菓子のセレクトショップ ジュプランサ」では、お菓子を通じてアーティストとコラボレーションしながら、金沢の美しいお菓子文化の発信を目指すスイーツプロジェクト『Sweet Scape Kanazawa』をスタートしました。それに伴って開発された金沢の新銘菓『抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI』が販売されます。弊社MiKSでは、当コラボ型スイーツプロジェクト『Sweet Scape Kanazawa』と、お菓子の企画ディレクションからパッケージデザインまでを担当させて頂きました。 ●プロジェクトについて  第1弾のコラボレーションとして、イギリス出身アーティストMolly Maine氏の作品「Falling Rain」がお菓子のパッケージデザインに採用されたもので、同氏が金沢に長期滞在するなかで感じた空気感を描いたものです。  ことの経緯は、ジュプランサを運営する能崎物産株式会社が、金沢市が主催するデジタルノマド×地域企業の連携プログラムへの参加をキッカケにデジタルノマドをとりまく世界情勢と未来性にいち早く着目したことから始まりました。 ●お菓子について  日本の金箔生産量の約99%を占める金沢では、茶器や工芸だけに留まらず、美容品、食品、建材などに金が施され、身近に金を感じるまさに「金の街」です。金沢らしい美意識をお菓子に表現すべく、新たに「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI」を開発しました。  抹茶風味のマシュマロクリームを、ザクッとした食感の抹茶サブレと、ふんわりとした食感のマカロンでサンドして、贅沢な口あたりに仕上げました。金継ぎを思わせる装いとともに、味覚と視覚で金沢の風景をお楽しみください。  8月1日より、ジュプランサ金沢駅あんと店にて販売開始となります。 ●Molly Maine について  ロンドン出身のイラストレーター/デザイナー。光・色・遠近感を巧みに用いた、グラフィカルなトラベルイラストレーションで知られ、旅と文化をテーマに多くの作品を手がけています。2016年からはフリーランスとして、50カ国以上を巡りながら制作を行うノマドライフを継続しています。  今回のお菓子「抹茶のマカロンサブレ KINTSUGI × Falling Rain」は、同氏がイギリス・ロンドンで2025年7月4日から10日間にわたって開催された個展「NOMAD|Perspectives on Home in a Changing Japan」でも展示されました。  今回のプロジェクトでは持続的なコラボレーションを可能にし、金沢の菓子文化を持続的に広めていくことを最優先課題として捉えました。そのためにアート作品を絵葉書にしながら、差し替えが可能なスリット構造をパッケージデザインに採用しました。また、目に飛び込むような黄色をあしらったパッケージがアートカードをより引き立てるものを考えました。関わってもらったメンバーとローカルへの敬意を言語化・可視化し、グラフィックデザインに落とし込むことで、大切なひとへ渡したお菓子のプレゼントから、また次の大切なひとへ繋がっていくーー。そんな素敵な連鎖を生み出せたらと願っています。
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